源範頼の五輪搭

 源頼朝(よりとも)の弟範頼(のりより)は、伊豆で兄に殺されました。が、一方、頼朝から逃れ、瀬戸内海を渡って九州へ向かっていた途中このあたりの海で亡くなり後に五輪塔がこの地に建てられたと伝えられています。 喜生園の北側の山中にうっすらと苔むした立派な五輪塔があります。五つの石は、地・水・火・風・空でなり、各々四角形・三角形・半月形・団形で表しています。この塔は、火・風の部が一つの石で作られています。(坪井公民館資料より)